PR

花粉症の目薬の選び方

スギ花粉の飛散が多くなっていますね。

鼻水や鼻詰まりはマスクで対処できますが、目の痒みについては専用の眼鏡をつけるのは面倒だし、デザインが今一つとう方も多いのではないでしょうか。

そこで出番は目薬ですね。

現在は、医療用医薬品と同じ成分を含む一般用医薬品(スイッチOTC医薬品)も販売されていますので、病院で処方してもらう薬と同じ効果が期待できるのでおすすめです。

下の表は、アレルギー性結膜炎(花粉症など)に適用があるスイッチOTCの目薬になります。

成分名(医療用医薬品名)商品名(販売会社名)点眼回数
アシタザノラスト水和物
(ゼペリン)
アレジフェンス(わかもと製薬)1日4回
クロモグリク酸ナトリウム多数あり1日4回
ケトチフェンフマル酸塩
(ザジテン)
アイリスAGガード(大正製薬)
ジキナAL点眼薬(富士薬品)
1日4回
トラニラスト
(リザベン、トラメラス)
ロートアルガードクリニカルショット等(ロート製薬)1日4回
ペミロラストカリウム
(アレギサール)
ノアールPガード点眼液(佐藤製薬)1日2回

※全て第2類医薬品になります。

上記の目薬については、コンタクトレンズを外してから点眼し、5分以上経過してから、装着する必要があります。

レンズに薬剤・防腐剤が吸着し、吸着した薬剤・防腐剤が目を傷つけたり、レンズの機能性を障害する可能性があるから、面倒でも外してくださいね!

コンタクトレンズを使用している方には、点眼回数が1日2回(朝夕)で済むペミロラストカリウムがおすすめです。

受診している方は、医療用医薬品のアレギサール点眼液やアレジオンLX点眼液(後発医薬品もあります)が1日2回なのでおすすめです。

コンタクトレンズを使用していなければ1日4回、点眼することで目に付着した花粉を洗い流すことができるメリットもあると思います。

目薬を選ぶ参考になれば幸いです。

 

個人的な話ですが、以前は花粉症の症状が酷く、梅雨が明ける頃まで鼻詰まり、目の痒み、頭が重くて、梅雨が明けるまで憂鬱な毎日を過ごしていました。

特に、石油ストーブを使用すると症状が悪化していました。

花粉とディーゼル排ガス(昔の黒煙を排出している時代)を混ぜてネズミに吸わせると花粉症が発症する実験を見たことがあり、石油ストーブの燃焼ガスが悪さをしていることに納得したものです。

それがここ20年ほどは、有り難いことにほぼ症状が出なくなっています。

環境が変わったり、健康食品など色々と試したので、何が良かったのかハッキリとしませんが、(ほぼ)治る可能性はあると感じています。

西洋医学で症状を緩和する方法だけでなく、生活習慣(夜更かし、運動不足など)や食事(暴飲暴食、油脂が多いもの、添加物が多いものなど)を見直したり、漢方薬で体の巡り(気血水)を整えてみてはいかがでしょうか。